ウォーキングの準備 ~服装~


快適なウォーキングコースを続けるには、どのような服装が良いのでしょうか?

 私は、「トレーニングウェア」と首の周りにかける「長めのタオル」一本でウォーキングに出かけます。 また靴下は、薄過ぎず厚過ぎないものを履きます。足がシューズにきちんと収まり、シューズの中で足が動かないようにします。 これらの服装は、一年を通して変わりません。真夏でも、真冬でも同じ服装で良いと思います。 ただ、氷が張ったり、雪が降るほど寒い時は、手袋と首の周りを温める特殊なマフラーを使います。

トレーニングウェアは、表面がつるつるの生地が良いと思います。 新緑の季節が過ぎると、森林の中で小さな蛾の幼虫が枝から細い糸で垂れてきていて、歩いた時にトレーニングウェアに付着して、知らずに家まで持ち帰ることがあります。 この季節には、家に入る前にトレーニングウェアを家の前でパンパンと払って、幼虫を落とします。 そのとき、幼虫が落ちやすい生地の方が楽です。

 歩き始めて20分間くらい経過すると、体がポカポカと温まってきます。体が温まると、真冬でも寒さを感じることはありません。 だから、冬でも夏でも同じ服装で大丈夫なのです。ただし、昼間の最高気温が氷点下になる地域では注意が必要です。 歩くのを止めて暫く立ち止まって風景を眺めたり、休憩のために暖房の効いた飲食店に立ち寄ったりすると、 体が冷えきってしまい、歩いているときに出た汗が氷水のように感じられて寒さに震えます。 この寒さから抜け出すためには、20分以上歩き続けて体を温めること以外にありません。

初夏から夏にかけては、紫外線を浴びて発生する活性酸素による健康被害を防ぐため、少しでも紫外線を浴びないように、腕や足をトレーニングウェアで隠します。 真夏にどうしても暑くて耐えられないときには、腕まくりをします。熱中症の方が怖いので。

「長めのタオル」は、夏は汗を拭くのに、冬はマフラーの代わりとして役に立ちます。 普通の入浴用のタオルは短く、真夏の汗を吸収するには不足です。 冬にマフラーの代わりにするにも大きなタオルでなければ役に立ちません。

ウォーキングは、5~6時間歩くこともありますから、この間にトイレに数回行くことになります。 トレーニングウェアのズボンは、チャックのないものが一般的ですが、 ウォーキング用にはチャックのあるものが便利です。

自分のウォーキングに役立つ服装であれば、周囲の目を気にしてお金をかける必要はなく、 普通に歩くことができれば、服装に拘る必要はありません。

①トレーニングウェアー(上着)
トレーニングウェアー(上着)

②トレーニングウェアー(ズボン)
トレーニングウェアー(ズボン)

③タオル
タオル

④靴下
靴下

⑤手袋・マフラー
手袋・マフラー







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