ウォーキングコースをどう開拓したのか


 ウォーキングを始めた当初は、夜、自宅を中心に毎晩30分程度歩きました。
運動を続けるんだという強い意志で歩いていたものの、ウォーキングをすることを義務のように感じ、 何度も中断することになりました。それでも、人間ドックで強く言われたことで、運動しなければ寿命を縮めてしまうと思って頑張りました。

数か月続けると、「夜歩くことは危険だ、事件・事故に巻き込まれるかもしれない。」と思い、昼間に歩きたいと思うようになりました。 でも、仕事が忙しくて、太陽があるうちに歩くことなどとてもできません。 当時は、土日でも家で机に向かうか、仕事で出勤することもありました。

机の前の1~2時間というのは、すぐに過ぎてしまう。 だったら、土曜日の日中に歩いてみよう、毎日歩かない代わりに、土曜日にまとめて歩こう。3~4時間費やしても良い。 机の前の3~4時間は、頭が空回りして何もできないことがある。 日曜日は机に座ろうと思いました。

小学校低学年の頃に、片道2時間、往復4時間かけて遠足に行ったこともあるので、 3~4時間歩くことくらいは何でもない筈だ。そう思って、ウォーキングコースを開拓することにしました。

 今はスマホがあり、GPSで自分の位置を表示できる地図アプリが動作するので、行きたいところへ迷うことなく行くことができます。 18年前は、地図上で自分のいる位置を特定することは困難なことでした。 だから、予め地図で見当をつけて、自分の足を頼りにイケイケドンドンで歩き、目的地に辿り着いて初めて新しい道が開拓できました。 自分の歩行速度から、目的地に到着する予定時刻を割り出し、予定時刻を過ぎても目的地に到着しなければ出発地点に戻る覚悟で歩きました。 多摩湖、狭山湖、八国山緑地のウォーキングコースは、このように手探りで開拓しました。




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